JSRグループ企業年金基金設立

2008年10月

JSRグループ企業主要10社(株式会社エラストミックス含む)は、JSRグループとしての連結経営の一環として共同で確定給付企業年金制度である『JSRグループ企業年金基金』を設立し、2008年10月より運営をスタート致しました。

この新たな企業年金制度は、参画する各社が従来の退職給付制度を維持しながらも、共同運営によるスケールメリットを享受できる年金制度となっております。各社がこれまで運用していた個々に内容の異なる税制適格年金制度や退職一時金制度から新制度に移行され、参画企業10社の従業員約1,000名が加入するキャッシュ・バランス型の確定給付企業年金制度となり、これにより従業員の退職後の生活資金の充実・安定化を図ります。

新たに設立した確定給付企業制度には、既に適格年金制度に加入していた6社(株式会社エラストミックス含む)に、今回の基金設立を機に企業年金制度を開始する4社加えた計10社が加入します。2012年3月に適格年金制度の廃止が控え、新制度への移行を決める必要があったこともあり、グループ連合型の企業年金制度に統合することになりました。

また、企業年金を統合することで、スケールメリットを生かした資産運用や制度運営の効率化を図ることも狙いとしています。当初はJSRグループ企業主要10社で運用を開始しますが、将来的には参画企業の増加も予定しております。